2019年9月15日(日)、やわら回帰米の収穫祭が行われました。台風一過、青空に恵まれた田んぼには100人近くのメンバーさんやその家族が集まり、大盛況。10年目という今年、残念ながら「やわら回帰米オーナーの会」の米作りも最後となりました。「続けてほしい」の声、大ですが、とりあえずひと区切りといったところです。
稲刈りの後は、みなさんお待ちかねの寺畑ふるさと会館での昼食会。炊きたての新米で作られたおにぎり、日髙理事長のご実家から直送されたピチピチの鯛のお刺身、唐揚げ、サラダ等々、美味しいものがボリュームたっぷりに勢揃い。汗をかいて回帰水やビールでのどを潤して、満腹、満足!!
昼食後のご苦労さま会は今年は最後でもあり「ありがとう会」に——やわら回帰米オーナーの会より、10年間田んぼの面倒を見、田植え・稲刈りと、メンバーさん達に米作りの楽しさを教えてくれた世話役の古谷さんに感謝状と好物の焼酎が贈られました。また精勤賞として、開催全22回のうち21回参加の原田さん、20回参加の宮内さんにも感謝状とお米を贈呈。グリーンプラネットからは、毎回たくさんの美味しいお料理を作り、この会を支えてくれた裏方さん達に感謝状と記念品が贈られ、改めて「お疲れ様でした」
今回はスペシャルプログラムとしてメンバーさんとその仲間によるプロ顔負けのフラダンスが披露され、一同稲刈りとはミスマッチ(?)の思わぬ華やかさにびっくり。初回は抱っこされて参加した赤ちゃんが、自分で田植えや稲刈りが出来るまでに成長したり、この会に参加し始めてから生まれたんですよというお子さんがいらしたり、10年という年月を感じます。「継続は力なり」といいますが、全国の俳句ブームの先駆けを自負する恒例の俳句コンテストもますます充実。特に小さなお子さん達の感性は指導と審査をしてくれる小林先生も驚くほどで、今回も水口たいき君の
「とんぼがね
おこめのあじみ
しにきたよ」
が『天』に選ばれました。
「子ども達のためにも、こういう機会をまた作りたいですね」「カエルやトンボなど自然の小さな生きものが元気でいられる環境を守らないと」等々
——参加者それぞれが田植え・稲刈りの体験を振り返り、これからを考えた様々な実りある収穫祭でした。