静岡市のシンボル・駿府城址に程近い住宅街の一角にあるマルシェ・マーコ。
アレンジされた季節の花々に彩られ、ヨーロッパを思わせるおしゃれな雰囲気がひときわ目を引きます。
魚や野菜など、地元産の新鮮な食材を使った手作りの惣菜・お弁当・スイーツ、そして有機野菜の販売を軸に「心と体を元気にする食卓づくりのお手伝いがしたい」と、主宰者の金丸雅子さん。お弁当類の調味料に塩麹やみそなど発酵食品を使っているのも、調理に『回帰水』を使っているのも、その一環です。
「ある日肉を炒めたら、すごく化学的な味が…。回帰水で洗ったら自然な味になりましたが、こんなものを今まで体に入れていたんだと思ったら、ゾっとして。以来、必需品になりました。野菜を浸けておくとアクがよく抜けるし、新鮮さが長もちします。ハンバーグなどのネタを練ってもまとまりがよくて助かりますね」
マルシェ・マーコがスタートしたのは1年前。「主人の母が、家族のために畑で野菜を育てたり、今もかまどで赤飯を炊くなど決して手を抜かず、旬の味や食の文化を大切にしています。大変だけど、とても豊かな生活だと思うんです」。
とはいえ普通は、仕事があったり高齢になったりと、状況的にそうはいかないのが現実。「だったら私がその役目を担えば」と決断したのでした。
マルシェ(市場)は昔から、商品の売買のほか売り手と買い手、客同士の情報交換や交流の場でもありました。ここもそんな存在でありたいという金丸さん。料理教室や食に関する情報発信をはじめ、コミュニティの交流の拠点にしていきたい。さらには地元の農工商業者との連携を強め、お客様にフィードバックさせていきたい、と着実に前進を続けています。
マルシェ・マーコ
静岡県静岡市葵区大岩1-9-2
TEL(054)245-3621
http://marche-ma-co.squares.net/
11:00〜14:00(16:00〜18:00 不定期)
日曜祝日定休