ネコ好きの私たちがエルと出会ったのは16年前。
それまで飼っていたネコが死んでしまったので、動物愛護協会を訪れた時のことです。
「あるネコ」が私の膝の上にチョコンと乗っかってきたんです。
それがこの子、「エル」。
おとなしくて、人なつっこいすごく性格のいいネコです。
知らない人が泊まりにくると布団の中に入ってきてチェックします。
爪とぎも決まった場所でしかしません。
以前、飼っていたハムスターがいなくなったことがあるんです。ひょっとして…と思ったのですが、エルが下駄箱の前から動かずにいるので、もしかしたらと開けてみると中にハムスター。ちゃっかりキャットフードを溜め込んでいました。それに気づいたエルは、つかまえもせずにずっと見張っていたんですね。
そんなエルの皮膚にコロコロとおできのようなものができて、医者から悪性の肉腫といわれたのが9年ほど前。その後4年間、毎年1回は手術をしていました。前足の指を1本と肉球も切り取りました。
そして医者からはもうあきらめましょうと言われた、ちょうど5年前にVIPを設置。回帰水を飲ませ始めたところ、肉腫はできるのですが、かさぶたになって取れるんです。
その後は一度も手術をしていないし、医者通いもやめていますが、おかげさまでとても元気。
エルは回帰水をとてもよく飲みます。
こんなに飲めるものかと感心するほどです。
毛づやもよくなってとても16歳にはみえません。
「もっともっと長生きして欲しい!」と家族みんなが願っています。
【神奈川県横浜市 小谷かほるさん】