回帰水育ちのさつまいも。

 

さつまいもを栽培しています。
以前は人参なども少し作っていましたが、今では芋専門。
3ヘクタールほどの広さをカミサンと2人で耕しています。
品種はほとんどが『金時』ですが、あと『ベニハルカ』『ベニマサリ』、中が紫色の『パープルスイート』などを少しずつといったところ。

無農薬号を購入して、回帰水を農作に本格的に使い始めたのは4年くらい前からかな。
回帰水で育てたというブロッコリーを食べて、そのあまりのおいしさに驚いたのがきっかけ。
なにしろ甘くて茎までおいしい。茹でただけで何の味つけもいらないんですよ。
で、さっそく自宅の花(パンジー)で試してみたところ、回帰水で育てたものは水道水で育てたものとまったく違う。
成育は遅いんだがしっかりしている。これは「いける」と思ったわけです。

 

元気な苗が元気な畑と豊かな実りを

回帰水はもっぱら苗を育てるのに使っています。
農業は「苗半作」といわれるほど、苗の善し悪しで作物のできの大半が決まります。つまりいかに良い苗をつくるかにすべてがかかっているわけです。

困ったことに、回帰水を使うようになってから、苗が盗まれるようになったんですよ。
最初は少しでしたし、家庭菜園用だろうと思って、まあいいかと甘く考えていたんですが、おいしい芋ができたんでしょうかね。だんだんひどくなって、とうとう盗難届けを出しました。警察では、できた芋が盗まれたならわかるが苗が盗まれた前例はないといわれましたが……。

回帰水で育てた苗は本当に元気で、芋が元気なら虫も寄り付けないんでしょうね、消毒をしたり農薬をまいたりしなくても、畑の虫が自然に弱っているんですよ。

地元でも評判の味

回帰水育ちの芋の特長というと、まず芋のきめが細かくなったということですね。筋が少ないんです。甘さも最初はあまり感じないんだけれど、後に嫌みのない甘さが残る。たくさん食べても、もたれないといわれます。

近所の直販店にも出しているんですが、よく売れていますよ。
タイセイ本社にあるレストランのシェフなども選んでくれていますし、この地方の名物に『いきなりだんご』という芋を使った素朴な菓子がありますが、地元のだんごやさんが「お宅の芋が一番」と言って、ずっと使ってくれています。
今や農作物は安全・安心はあたりまえのことでしょう。
その上でおいしくなければ価値がない。
そのためにも回帰水をもっと活用したらと思います。

もちろん自宅にVIPをつけていますから、飲み水や調理も回帰水。
おかげで夫婦とも体調が良く、けっこうハードな畑仕事も元気にこなしています。

2010年01月19日