田植をするにあたっての行程のご紹介
私は、回帰水(無農薬号)を使って農業を行っています。
回帰水で農業を始めて、早11年がたちます。色々な農産物を栽培していますが、近頃の様子をお知らせします。
上の写真は、田植前の田鋤です。6月19日です。
土がとても元気で、耕していると白鷺がたくさんやってきます。
土の中から出てくる、かえるや虫たちをついばんでいます。
目の前にトラクターが来ても逃げはしません。
また今年も美味しい米が収穫できるな~と思いながら農作業をやっています。
とてもかわいいでしょう?
この鳥達の為にも、無農薬、有機肥料を使い生き物を沢山生かしてあげないといけないと思います。
回帰水でお米をどのように作るのだろうかと?!思われるでしょう。
田んぼに、水を入れて田植の準備です。水を入れる前に、自分の手で有機肥料を約2トンほど捲きます。《私の場合は、3種類の有機肥料を使います》反等あたり《約330坪》には440キロの有機肥料を捲きます。このときも、回帰水を沢山ボトルにつめて田んぼに持って行きます。のどが渇くとがぶがぶ飲みます、そうすると疲れにくくなるので、農作業がつらくなくなります。
この代かきの作業が終わると、翌朝には田植をします。
いよいよ、回帰水で育てた苗の登場です!
農家の方には、わかる話ですが、そうでない方にもわかるように説明しましょう!
①苗を作るには、種がまず必要です。これを種籾といいます。このもみを回帰水を使って塩水消毒します。軽い種は塩水に浮きます。この軽い種は取り除き、重たい種だけを使い種まきをします。
②種まきをするときも、機械で種まきをしますが、このときも家庭用無農薬号(回帰水)を機械にセットして、潅水も自動で回帰水がかかるようにします。
③その後、福岡の粕屋地域では、種まきをした箱苗を一列に並べ、並べた上に銀シートをかぶせ、1週間ほど待ちます。銀シートの下では、芽がどんどん伸びて、シートがパンパンに張ります。その時初めて、シートを取り除き、そこからは毎日、朝、昼、夕方(16時ぐらいまでに)、苗に回帰水をかけます。苗はぐんぐん元気に伸びて上の写真のように根をしっかり張ったものになります。
粕屋地域では、20日苗です。
根の張り方が、回帰水を使う前とでは全く違っていて、以前は箱から苗を取るときに、土が落ちて苗がばらばらになってしまって、機械で植え付けが出来なくなったりしていましたが、現在ではその悩みは全くありません。根の張り方がすごくて、片手で苗を持っても丈夫にくっついてきます。
④田植を機械でします。
⑤農業用ドンブラ子という、中にセラミックが入ったボールをひもで棒にくくりつけ、田んぼにさします。田んぼに入ってきた、農業用水がこのどんぶら子にあたると、回帰水になり、苗も土も元気になります。
田植の情報はここでおしまい!
次回は稲刈りをお知らせします
案浦でした