介助なしで寝返りが打てるありがたさを痛感しています

 

パーキンソン病と診断されたのが9年前。左手の震えが、気づいたきっかけでした。当時は血圧が高くて薬を飲んでいたので、その副作用かなぁと思っていたんですけどね。
パーキンソン病とは脳からの指令と体の運動機能とがうまく結びつかず、意志とは関係なく体が動いてしまい、コントロールできなくなる病気です。たとえば、車を運転していると突然足が勝手にアクセルを踏み込んでしまったり、家の中でも、居間から台所へと行こうとして廊下をものすごい勢いで突っ走ったり。ぶつかるまで止まれず、あちこち打ち身だらけでね。お薬がきいているうちは動きを抑えることができますが、きれると全然。4年目くらいでひとりでは起き上がれず、寝返りが打てなくなりました。同じ姿勢を続けているのが辛く、「痛だるい」感じです。毎夜、1時間おきに主人を起こして体位を変えてもらっていたんですが、これがたいへんで主人のほうが腰を痛めそうに。睡眠不足にさせてしまって申し訳ないやら、自分の体が情けないやら…。

 

4.5リットルの水飲みとファイミコンで…

そんな時、嫁の雅美さんが吉岡さんから聞いてきたのが回帰水の水飲み健康法でした。もともと水はたくさん飲んでいたので3リットルでも大丈夫だし、試してみてもいいかな、と。飲み始めて2ヵ月くらいした頃、汗びっしょりで下着を2回ほど取り替えたことがあって。それからかな、変化が現れたのは。寝返りが打てるようになったし、起き上がることもできるように。嬉しかったです。また、この病気のお薬を飲むと副作用で便秘になるので、他の健康食品を摂っていたんですけど、全然だめで。それが、ファイコミンと回帰水で自然にお通じが来るようになりました。二つとも毎日欠かさず、特に回帰水は枕元にも置いて、4〜4.5リットルを飲んでいます。今は月1回通院するほか、自宅に作業療法士さんが来てくれてリハビリをしています。代謝がよくなったことがどう影響しているのか、専門的なことはわかりませんが、嬉しいことに病気の進行が止まっている状態です。

病気をきっかけに、家族の大切さを再認識

病気もあって家事は嫁がやってくれますし、今は隠居の身。昨年、ずっと介助してくれていた主人が他界してしまいましたが、主人をはじめ、息子も嫁も孫も優しく思いやってくれて。今さらながら、家族の愛情や絆に恵まれていると思いました。改めて言うのも気恥ずかしいですけれど、本当に感謝しています。

2009年06月08日