引っ越してきた家の近くにある住吉神社の脇に、宮池という池がありましてね。毎年4月の「ちんとろ祭」では、この池に船を出して子供達による三番叟が奉納されるなど神事にも使われ、住民にとって身近な存在なんです。私にとっても、中学時代はこの池の脇を通って学校へ通った思い出深いところです。ところが、その池にアオコが大量発生し、ペンキをぶちまけたように水面が濃緑色になっていたのですよ(写真)。そこで回帰水を20リットルまき、1時間後に通りかかってみたら…あの勢いはどこへやら(写真)で、ビックリ! 鯉が同じ位置にあるから、風で流されたわけでもない。これに意を強くし、以来1日1回、池の2ヵ所に20リットルずつ回帰水をまくのを日課にしています。
体も酒も、水の善し悪しが左右する
私はずっと半田で育ち、暮してきましたが、ここは木曽川水系伏流水の流域で、酢でおなじみのミツカンの本社もあるほか、酒どころでもあったところ。往時は30もの酒蔵があったんですよ。それだけ水がいいということだね。実際、酒は水の善し悪しで味がまるで違ってくる。左党、特に日本酒党だから、そこはつとに実感していますよ(笑)。ということは、人間も体の約60%が水でできているわけだから、その水を整えれば体にいい、ということでしょう。実は以前脳梗塞を発症し、その後、不整脈も出たんですが、回帰水を飲んで2年半、後遺症に煩わされることもなく快調です。
「隗より始めよ」の心意気で
環境改善について、本当は行政が関与するといいのだけれど、人任せにしてはいけませんね。まず「隗より始めよ」です。息子の高校生時代、PTAでは環境部に所属して活動していましたし、「水と環境」を意識し、関わってきた自分の機が熟した、といったところでしょうか。
4月末から始めてはや半年。いつも完璧にきれいになるとは限りませんが、始めた頃に比べればずっと落ち着いてきていると近所の方も言ってくださっているし、成果は上がっているかな、と。今は自分ひとりでの行動ですが、この先2人、3人と広がっていけば、いや広がっていく、と信じて続けます。「千里の道も一歩から」ですよ。